わたしだって小山慶一郎を褒めたい!!! 〜わたしによるわたしのためのこやほめ〜 #にゅすほめ #こやほめ









わたしだって小山慶一郎を褒めたい!!!
 
 

penguinkawaii.hatenablog.com

こちらのエントリーを拝見し、今回この記事を書かせていただくに至りました。

 
 
 
 
 
 
 
日頃悩んでいることがある。
どの小山慶一郎を見ても「かっこいい」「かわいい」「やばい」この3つの言葉しか出てこないことだ。これは無論、わたしの中のボキャブラリーが少ないことが主な原因であることは言うまでもない。
し!か!し!!それだけではないのではないか。そう、小山さんがこんなにも世界に存在する人間とは思えないほど「かっこよく」「かわいらしく」かつ「興味深い」からではないか。

ということで、今からわたしのこの無能な脳みそを最大限活用し、小山慶一郎を褒めたいと思う。褒めちぎりたいと思う。多少過保護すぎるところは目をつぶってほしいし、苦情も受け付けないこととする。さあ、Let'sこやほめ!
加藤シゲアキを褒める小山慶一郎のように。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
小山慶一郎を語る上で欠かせないカテゴリー。
これを見ていただけている方が、ご存知かどうかはわからないが小山さんは「news every.」でキャスターを務めている。2010年3月から、現在に至るまでだ。そして2014年1月からは一部の「メインキャスター」として出演している。みんな一度は見たことがあるだろう、ウィキペディアにも「職業:タレント、歌手、俳優、キャスター」と記されている。

ここでこの特異性について、かつこの報道番組で見せる彼について、述べたいと思う。
小山さんは、ジャニーズ事務所に所属していてかつニュースキャスターとして活動するジャニーズタレント、なのだ。月曜から木曜まで帯で報道番組に出演している。キャスターとして帯で番組に出演するタレントは、ジャニーズ事務所で唯一無二と言える。番組内で見ることができる彼は、ニュースキャスターとして確立している。これは、小山さん自身も「よく日テレ社員に間違えられる」、「NEWSの人だ!と声をかけられるとどっちのことかわからない」と言っていることや、取材先で子どもに「everyの人だ!」と言われている場面があるなど、世間に浸透しつつあるように思う。

彼はこの番組のキャスターに決まったとき、アナウンススクールに3か月通った。放送当日は、午前入りして新聞を読み倒す。アナウンサーの方々がやっている声出し・マウスピースによる腹式呼吸をこなす。念入りに打合せする。反省会も丁寧に行う。彼は「自分しか伝えられない情報を伝えたい」という。例えば、流行語に五郎丸歩選手のルーティーンがノミネートされたら、調べて練習する。「ピンクとグレー」の映画化が決まったとき、加藤さんに話を聞くために電話をかける。そして、一番印象深いのは、何回も何回も被災地を訪れたこと。どの局のどのキャスターよりも多く。現地に毎回声をかけてくれる方ができるまでだ。やれることは全力でやる。素直で誠実な取材姿勢。(これは後項で詳しく述べたい)

番組内での小山さんの仕草、表情から考察したい。オープニングでする深々としたお辞儀は視聴者に対する敬意のように感じる。その次に言う「こんにちは。news everyです」の挨拶は、その日のトップニュースによって声色が変わる。楽しい話題なら、明るく元気ににこやかに。疲れてきた夕方の憂鬱を吹き飛ばしてくれる。辛く悲しい話題なら、堅くそして厳しい表情で。普段、ニュースに慣れていないわたしは、いつもこの小山さんの声色でニュースに対する理解が深まることがある。あのバインダーを両手で握り、カメラをしっかりと見つめてカメラの向こう側の視聴者に訴えかける小山さんの報道に対する姿勢。

番組内のその日のニュースを伝える「time4」の中で世界や日本各地と中継をつなぐコーナーがある。ここで中継地から伝えられる情報を、小山さんはスタジオからワイプで応えていく。わたしはこのコーナーが大好きだ。理由は、2つある。1つ目は、小山さんの素の表情が見えること。とは言っても、報道番組の生放送であることには変わりなく、緊張感を持って伝えていることは見ていてわかる。しかし、このコーナーでは彼の表情が緩み、にっこりと笑う小山さんの柔らかさが出るのだ。ディズニーランドとの中継時は、キャラクターたちのパレードを見て「かわいい」とつぶやく小山さん。思わず、その「かわいい」が一番「かわいい」よ!!!!と突っ込みたくなる。ニューヨークのタイムズスクエアの大パネルにnews everyのロゴと小山キャスターの顔が映し出されるということがあった。深夜2時のニューヨークでタイムズスクエアの大パネルを見ている人はほぼいないに等しかったが、それでも小山さんは日本のニュースキャスターとして初めてタイムズスクエアに映し出されたのだ。このとき、彼は「写真を、、どなたか写真を、、」と言った。自分がテレビに映った時、録画して残しておきたいという一般人と同じ感情だろうか。かわいい。小山慶一郎もわたしと同じような感覚を持っているんだ、と嬉しくなる。そう、小山慶一郎も一般人と同じ感覚を持っているのだ。このアイドルらしくなさが見えるとき、わたしは非常に彼を愛おしく感じてしまう。そして最後には「ここにお金がかかっていないことを、、」と言って中継が終わる。小山さんの人格の良さが滲み出る。(ああ、この写真貰えたかな…)2つ目は、小山さんとeveryチームの関係性が見えることだ。この中継は渡辺裕太さんとつなぐことが多い。小山さんが中継をつなぐとき、「ゆうたくーん!」と呼ぶ。2人のやり取りにも仲の良さが垣間見れる。実際に小山さんと渡辺裕太さんはプライベートでも食事に行くほど仲がいい。現場から渡辺さんが伝えてくれる「状況」とスタジオから小山さんを含めたキャスターの皆さんが発する「質問」がうまく重なって、その地域や取り上げられている事柄に関する人々の気持ちや状況がよくわかるものになっている。スタジオのキャスターの皆さんは小声でたくさんのやり取りをしている。たくさん笑う。時には地方を訪れて取材する渡辺さんを羨ましがる発言も聞くことができる。実に楽しそうなのである。

そう、everyチームはとっても仲が良い。小山さんのことを知り尽くしていそうな小山さん通、そしてお母さん的存在の陣内さん。アイドルで尊敬する先輩は?と聞かれて答えに困る小山さんがキャスターとして尊敬する先輩は?の質問には、「藤井さん!」と即答する。この5年間、ずっと小山さんが憧れ、尊敬してきた藤井さん。その他、中島キャスターや伊藤キャスターは小山さんのことをオフな時「慶ちゃん、慶ちゃん」と呼んでいる。川端キャスターのことを小山さんは「一志」と呼んでいる。いくらなんでも仲良しすぎる。

news every.」の放送直後にキャスター陣が集まって行われるキャスタートークでは、キャスターの皆さんが小山さんの置いていくメモを読んでくださる「慶ちゃんNEWS」でお話してくださる小山さんのお話がなんともコア、そして親密であることを感じさせてくれる。

これらに表れている事柄すべてが、きっと小山さんがこの5年間で築いてきた人間関係、そして信頼関係なのだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

  
・アイドル
 
彼は自ら「平日キャスター、週末アイドル」と公言する。
キャスター、俳優、タレント、司会者など多種の仕事をこなす小山さんにとって”アイドル”であることは、どのような意味を持つのか。
小山さんのジャニーズ人生は高校一年生から始まっており、平均と比べると遅い方だと思う。「20歳までにデビュー出来なかったら旅行代理店に就職したかった」という小山さん。学歴だってある。模範卒業生としての功績もある。今まで小山さんが経験してきたジャニーズアイドルとしての苦難を共に考えたら、小山さんがアイドルじゃない今を生きている可能性は低くない。むしろ高い方ではないかとも思う。今小山さんがアイドルとして存在していることは奇跡に近い。*1今までに、小山さん自身が選択しないうちに、すなわち彼の意志とは関係のないところで、小山さんのアイドル生命が断たれそうになったことも一回ではない。

結論から言って、わたしは小山さんが「アイドルである瞬間」を常に追いかけている。よって、手鏡を持って前髪を直し続ける小山さんも、シャンプーを常に携帯してまで毛先を遊ばせる小山さんも、アクセサリーを嬉しそうにつける小山さんも、コンサートの期間だけ髪の毛を明るく染める夏休みの中学生な小山さんも大好きだ。全部、全部愛しい。

さらに、小山さんはアイドルしている小山さんが好きだと思う。自分がアイドルであることに使命や誇りの入り混じった感情を持っていると思う。自意識が邪魔するだけで「子猫ちゃん」だって言いたい。自分のポジションじゃないだけでウインクだってやる。*2

特にアイドル活動をしている(以後、アイドルしている)小山さんは柔らかい。わたしのキャスターとしての小山さんのイメージは「責任と誠実さ」、アイドルとしての小山さんのイメージは「ギャップと柔らかさ」である。裸にジャケットをまとい腰を振ってダンスしたかと思えば、「今日は泣かないって決めたんだ」って言いつつしっかりタオルを握りしめて既に涙目で出てくる。このギャップにいつもやられてしまう。小山さんはどこまでも女子だと思う。

また小山さんは某SNSで自らエゴサーチすると公言する。新しい。新しすぎる。公言エゴサーチャーアイドルである。「慶ちゃん」「小山さん」「けーちゃん」いろんなパターンで試みているのだろうか。コンサートの後もすぐ検索かけちゃう。ファンの反応は鮮度が命、な小山さんkawaii

他にも「(他のグループ見たら)浮気どころか不倫だぞ!」ってプロポーズされた覚えもないのに結婚して嫁にさせられたり、「ひとりの身体じゃないんだからね」って身に覚えのないうちに身籠らせられたりする。えー!!って言いつつ嬉しい。くるしゅうない。

そう、わたしはアイドル小山さんに振り回されたいのだ。もうしょがないなあけえたん><って言いたいのだ。言い続けていたいのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
・パーツ
 
ここからはただの私の性癖晒しになってしまうが、ビジュアル的に好きな部分について話そうと思う。

小山さんは体のパーツすべてが細くて長くて小さい。驚くほど小さい顔に、華奢ですらりと長く伸びる手足。小山さんが人類類い稀なるスタイルの持ち主であることは通説だ。高い椅子や段差のある場所に座るとき、信じられないほど足を余らせる。長い。長すぎる。無論、細いスーツがよく似合う。スーツの袖から伸びる手から伸びる指。程よくついた筋肉がそれらを引き立てる。

わたしが特に推しているのは下前歯。彼の白くて綺麗に整う歯の中で不釣り合いに重なる歯並び。これは普段は見えない。例えば、何かを食べるときや大口をあけて笑うときに覗く。綺麗な中でのアンバランスさとなかなか目に入れられないという、その二つのコントラストにいつも惹かれてしまうのだ。

次は、横顔。彼は横を向いたとき、最も美しく、かつ麗しい横顔を見せてくれる。輪郭の骨格が浮き出る、そのラインがわたしはとてつもなく好きである。

 NEWSは顔面偏差値が高いことで有名だ。小山さんは自らのビジュアルについて自虐することもある。しかし、「自分の好きなパーツは目。ジャニーズで一重って珍しいでしょ?」や「自分の顔は唯一無二。自分で愛してあげなきゃかわいそう」と言う。わたしは、自分が好きなひとが、自分のことを好きじゃないこと以上に悲しいことはないと思っている。だから、わたしはこの小山さんのナルシズムがだいすきだ。

結論、小山さんの頭のてっぺんからつま先まで愛していることになりますがよろしいですか?ええ、構いません。
 
 
 
 
 
 
 
・人格(光編)
 
前項でも少し述べたが、小山さんの感覚やモノの見方はアイドルらしからぬと思う。

加藤さんのほくろを赤ペンで結んでぱしゃりと写真を撮る。つまり、すごいと思ったものを写真におさめておきたいという感覚。似合うと褒められたサングラスはたまったま(強調)即日購入しちゃう。褒められたら嬉しい嬉しいになっちゃう。さらに自分の大好きな人を褒められるのが大好き。そして自分も一緒に褒めたくなっちゃう小山さん。

食レポさせれば、「じゅわ~」「柔らかい!」「甘い!」素直すぎる。そのまますぎる。女性の魅力=谷間谷間谷間、おっぱいへの憧れが強い、AVはOLかJK!なコンセプト。家電などの買い物は徹底的に調査してから購入。なんなら全店舗探してもらう。我が家の両親と同じ価値観過ぎる。
自炊する。よく野菜炒めてる。なんならスーパーで買い出します。野菜は数種類一緒になってカットしてあるやつ買ってきちゃいます。「よくカゴに忘れ物して行っちゃう人いるね」詳しい。よく見てる。

そして無類の掃除好き。某勝手にお掃除してくれるロボットに任せるなんてしない。だって角が汚れたままだから。深夜1時から掃除開始。次の日早朝から仕事でも関係ない。だってそこに汚れがあったから。極め付けには掃除機の中まで分解して掃除する。「だって掃除機が汚いのにきれいになるはずないでしょ?」…なんてことだろう…。

ちなみにここまでくると相当人をたぶらかしてそうに思う人がいると思う。
でも、家族を愛してる。いや愛しすぎてる。そして愛されてる。甥っ子姪っ子だいすきけいいちろおじちゃん。お母様は、料理や食材などを大量に毎週毎週小山さん宅に届ける。息子の舞台のためなら、大阪まで飛んで千秋楽を見届ける。everyも初回から毎回録画からのダビング。そして、当の小山さんも無類の母親ラバー。ただのマザコンお姉さまと一緒に毎年盛大にお母様のお誕生日、母の日をお祝いする。買い物も行くし、食事も行く。推せる。こんなに家族を大切にするアイドル、推せる。 

更には最近の回転寿司に新幹線レーンが走ることだって知ってる。電車だって乗るし、行列のラーメンだって並ぶ。どこまでも庶民派アイドル。グループLINEにて「自撮りつきで」帰宅報告。果てしなくJKに寄るアイドル。

はたまた「旅行の計画は全部俺がやったよ」と度々話す小山さん。安心と信頼のこやツーリスト。交通手段や宿の予約だってなんだってできる。外国に行っても小山’s Englishで乗り切る社交性。

そう、小山さんを語る上で欠かせないワード。社交性。わたしは人見知りをこじらせにこじらせているので、常日頃から彼の発言に驚き慄いている。
そう、なんてったって彼は社交性のおばけ。友人の結婚式で知らない人たちの輪にイエーイ!って速攻入っていける社交性。初対面だって関係ない。某音楽番組で共演した東京スカパラダイスオーケストラさんとは初対面かつ年の離れているという関係性で、本番が始まるまで話し続けることができる社交性。小山さん曰く「だって素敵なジャケットだったんだもの」。KちゃんNEWSで、上司と上手く関われないリスナーに対してのアドバイスする場面はぐうの音も出なかった。

無論、この小山さんの社交性は、元々彼に備わっていたアビリティとお仕事の現場で初対面のスタッフさんと番組を作る経験、取材地で初対面かつ取材させていただくという彼の立場が、現在に至らせたと思う。そして、彼が今のまま活動を続けていく限り、現在進行形で進化し続けていくと思う。

バラエティやラジオで時折ぽろっと小山さんが話す世渡り術。
取材で愛媛県今治市に行った際、元日本代表監督の岡田さんとの名刺交換で、小山さんは自分の名刺を下にして交換していた。お話を聞かせていただく方々には「触らせていただいて(拝見させていただいて)よろしいですか?」と一回一回質問する。お話を伺っているときには「そうなんですね」、「なるほど」など常に変わらない一貫した共感の姿勢。全てから取材”させていただく”という姿勢が伺える。取材のときだけではない。2015年新春嵐にしやがれスペシャルでのリーダー会で、小山さんは乾杯するとき自分のグラスを先輩方の下から出している。四銃士MV撮影での西本さんへのご挨拶では深々と腰を折り曲げてお辞儀していた。
そう、彼はこんなにも他人に対して配慮や考慮、気配りができる人格の持ち主なのだ。

彼は「人に気を使う方が楽」と言う。
移動車で早朝からクラブミュージックをガンガン鳴らされ、当人はすぐに寝てしまっても怒らない。暖房が嫌いだからと言う人がいれば真冬の移動車内で震える覚悟だって厭わない。(わたしだったら朝は「ハナミズキ」聞きたいし、寒かったら暖房つけたい…)

NEWSが4人になったとき、小山さんがリーダーに立候補した。彼は「メンバーが気持ちよく仕事できるように環境作りをしたい」、「メンバーとファン、メンバーとスタッフさんを繋ぐパイプ役になりたい」と言う。小山さん自身だってメンバーなのに。

実際、小山さんが働きかけていることはファンの目には見えづらいのかもしれない。2012年のツアー時、公演が始まる前の円陣で増田さんがおでこに冷えピタをしていた。すかさず小山さんは「これ熱いから貼ってるだけですよね?」とフォローを入れる。ファンが心配するかもしれないという配慮であろう。メンバーが発言したことに対して、小山さんはよく「でも、○○ですもんね?」と後付けすることがある。メンバーが勘違いされないように、ファンの人が勘違いしないように。小山さんは働きかけ続けているように見える。アフターケアを忘れない、怠らない。

NEWSとして何かを決めるとき、小山さんは、手越さんの意見にいいね!って言う、増田さんの意見にもいいね!って言う、加藤さんの意見にもいいね!って言う。最終的に「小山何なの?」って怒られる。3人の提案には3通りの良さがあることを小山さんは誰より知っている。一見、「全部肯定するのは決められないから、意見がないから。」と思われがちである。しかし、どれか1つではなく、「全部やろう」ということのできる強さ。メンバーを心底信頼している証拠であり、小山さんが手越さん増田さん加藤さんとNEWSに対するイメージを共有し合っている確固たる証拠である。


関わる全ての人、その人自身を許容し包容する、その態度に小山さんの人間としての器の大きさが表れていることは言うまでもない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・人格(影編)
 
さて前項で(光編)と記したからには、相対するものを記しておかなければならない。 
ここまでの小山さんを見ていたら、さぞ明るくどこまでも真っ白い人間なのか。

しかし、小山さんは「ジャニーズには友達はいない…」「高校からの友達はほぼいない…」と本人は断言する。いや…そんなこと言ったって芸能人の感覚でしょ?って思った方、私も同感だった。だったのだ。しかし、彼の口から発せられるのはお医者様をされていたり、サラリーマンであるという年上の40歳近い友人の話だけだ。地方で仕事するときは「早くホテルに戻りたい。ルームサービス最高。」共演者さんと飲み歩くことより、早くホテルに戻りたいらしい。さらに、「本音を喋れるのは飼い猫のにゃん太だけ…」「最近楽しいことあった?…人生って楽しいことないですよね…なかなかね…」なんてぽろっと言うもんだからこっちまで不安になる。ここで、あれ?雲行きが怪しいと思った方も多いだろう。

前項で話した通り、小山さんは無類の綺麗好きである。自宅に友人を呼ぶことは好きと言いながらも、「トイレで立ったままするのはナシ。ジーンズでソファに勢いよく座るのもナシ。」と小山邸に入るには高度なルールを守る必要があるらしい。

さらには、多くの人が涙したという前情報を携えて見た映画で涙を流せなかったことで傷心する。深く傷つく。「おれやばいと思って…」純粋無垢。一見、純粋無垢すぎて真っ白に見えるけど、彼はそれをそっと心にしまう。そして本当に心の許せる人にしか見せない。*3

なんでも彼の家の引き出しには常にメモ帳とボールペンが入っており、「毎日思いついたことを書く。」らしい。それは、恥ずかしすぎて誰にも見せられない。大好き溺愛お母ちゃんにも見せられない。その日頑張ることなんかも書いちゃう。しゃべくりの収録前には「お笑いモンスターに負けない」と記したらしい。いや闇すぎる。少なめに行っても闇すぎる。芸能界もいろいろ大変なんだと痛感せずにいられない。

さらに、小山さんといえばメンバーからのいたずら被害者である。
大抵の場合、加害者は手越さんである。彼が受けてきた被害は、キャリーバッグをガムテープでぐるぐる巻きにされ塗装を剥がされる。リップクリームに節分の豆を埋められる。カップラーメン調理中にメロンパンを浸される。手越さんの噛んでいたガムを口の中に入れられそうになる。携帯の裏に電話番号を油性ペンで記載される。飲んでいたコーヒーにコーラなり醤油なりを入れられる。一枚しかない舞台「ハローグッドバイ」のポスターで小山さんが箸でつまんでいる肉に「肉」と落書きされる。左右上には「テゴ」。生尻を押し付けられたり、使用済みパンツをカバンに詰められたりもする。実に多種多彩である。わたしはこの多岐に及ぶいたずらを思いつく手越さんに尊敬の眼差しである。同時に、わたし自身潔癖なところがあり、同じことを他人にされたら激怒するだろうと思うことが多い。

実際、綺麗好き*4の小山さんはどうなのか。小山さんは手越さん以外の他の人に何かをされた時も同じ対応をしているのだろうか。小山さんは、「オレ、よく手越にいたずらされても笑って許してるからなんでもアリと思われがちなんだけど あれは手越だけだからね。手越は特別(笑)」と手越さんだから許せる、ことを全面強調している。「(やっぱり)許しちゃうんだよな〜〜。だって手越のいたずらはおもしろんだもん(笑)笑っちゃうから許せる、そこが手越のすごいところだよ」と手越さんを絶賛し、むしろ褒めているのだ。あれ?小山さんを心配していたわたしたちの気持ちいずこへ。
これは無論、手越さんが愛されるキャラクターで人に対してやることに悪気がないことが前提である。
実際に、稀に番組などに出ている小山さんを見ていて、「今されたこと嫌だったんだろうな」や「すごい嫌がってる(笑)」と思う場面を見ることができる時がある。

そう、小山さんには"知り合い"と"心を許せる関係"の間に、分厚く遥かに高い、そしてダイアモンドより固く屈強な壁があるのだ。


小山さんの恋愛観は彼の影の部分が大いに露わになる。
「(気になる女性が現れた)でもそれ彼氏いたんだパターンあるよね。気があるのかなと思って飯行ったら、彼氏の相談とかね。」いや実体験過ぎる。これはリアルすぎて言葉を失う。さらに彼は、「(恋人に対して)好き好きずっと言ってるとだんだん薄れてくる」らしい。「彼女のことは独占したいの。その分いっぱい愛すから俺だけを見ていてほしい」らしい。「(彼女が他の男と歩いているのを発見したら)その場で声をかける。名前呼んで「べつになんでもない」って帰る」らしい。怖い。血の気が引くレヴェル。極め付けには、「彼女のことは鳥籠に閉じ込めておきたいぐらい。必ず隣にいてくれるって安心をくれる人がいい」らしい。怖いの範疇を超えている。恐ろしい。おぞましい。本当にあった怖い話。ここまで小山’s blackholeに足を踏み入れて震えている方、「彼女から6時間メールが返ってこなかったらそわそわする」小山さんや「(彼女には)トイレ開けっぱなしにして実況してほしい」小山さん。飲み会で朝帰りしたら(もちろん連絡済)ガチギレな小山さん。まだまだいくらでも出てきます。どうですか?
ここまでくると本来のこの記事の趣旨を見失ってくる。そう、わたしは今小山さんを最大限褒めています!!(大声)


そしてお酒に弱い。すぐ酔っぱらう。楽しくなっちゃう。はだけちゃう。飲酒したままカラオケなんて行こうもんなら、自曲でわんわん泣く。なんなら、積極的にAメロから号泣するスタンス。例え、わたしがリストラされて話を聞いてもらっているというシチュエーションでも隣で小山さんに泣かれたら、「そうですよね、小山さん辛かったですよね…(泣)」と背中をさすると思う。
彼の涙はそれほどの力を持つ。


ここまで来てわたしは言いたい。小山さんはギャップの塊だと思う。ただ常に明るくアイドルしていたらここまで興味をひかれないだろう。ただ暗く闇に陰る人間性なら、近寄るのも倦厭してしまうだろう。
光り輝く側面と暗く影る側面、2つを持ち合わせているから小山慶一郎なのだ。
 
 
 
 
 
 
以上。
今のわたしができる最大限のこやほめでした。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ・あとがき
 
今回書くにあたっていろいろな過去の文章を少し読み返したのですが、もうこんなたくさん小山さん好きな所ありすぎてまとまらない>< 無理言葉足りない>< とお手上げ状態になってしまいそうだったので、エピソードや発言は2015年内のものをなるべく使用しています。

ここまで一万千字近く文字を連ねても、「ああ、あの事書けばよかった」「いやまだまだここは深く陳述しないと小山さんの意図が伝わらない…」など後悔の念が止まりません。(笑)また書きたくなることがあるでしょう。

また、これだけ書いていて苦痛の気持ちが一切湧かず、自分は小山さんをここまで語ることができるのか、これだけ自分の小山さんに対する「好き」の感情は多岐に及んでいるのか、と知ることができました。まだまだこれからも飽きることなく小山さんに愛を叫んでいきたいと思います。

小山さんのことが大好きな人、小山さんを好きになりそうな人、小山さんのことが前好きだった人、色んな方がいらっしゃる中でどんな風に捉えていただけたかはわたしの想定を超えると思います。

どうか小山さんの魅力が伝わっていたら、小山さんの魅力に共感していただけたら嬉しく存じます。
小山慶一郎さんに敬意を表して。
 
 
 
 
 
2015.12.6
 
 
 

*1:これは、どのアイドルやタレントにでも言えることだということは自覚している。

*2:四銃士のリリースイベントで手越さんが報道陣にウインク8連発した後、続けて小山さんもやろうとした。しかし増田さんに止められた。

*3:その発言に対して「別に涙なんてね、そんなたいした価値ないよ」と言い切る神様仏様加藤シゲアキ様についてはまた別記したい。

*4:既に潔癖症の域